12章 気がすべてに先行する
東洋医学・気の医学では健康も病気も運命さえも、常にその元である気が先行するという考え方をします。このことは「鏡の法則」によって理解できます。
例えば今あなたが鏡の前に立っているとしましょう。そこで試験が受かったときのことを思い出してうれしいなーと思って下さい。すると鏡に映ったあなたの顔は、ニッコリうれしそうな表情になっているはずです。次に会社の上司にひどく怒られたときのことを思い出してください。鏡の中のあなたは不快な顔つきになって、額にしわを寄せてつらい表情になっているでしょう。今度は大好きな人と別れなければならなくなった時のことを思い出してください。鏡のあなたは今にも泣き出しそうな悲しい顔つきです。あなたが鏡に向かって抱いている気(この場合は雰囲気や感情を表しています)が、鏡すなわち現実世界に映し出されているからです。
鏡の法則は分かりやすくいうと「やまびこの法則」ということもできます。大きな山に登って頂上から「ヤッホー」と向かい側の山に向かって呼びかけてみてください。必ず「ヤッホー」という答えが返ってきます。他の言葉が返ってくることは絶対にありません。
病気がなかなか良くならなかったり苦しい状態がいつまでも続くと、つい自分自身がいやになり「何て自分は弱いんだ!」「自分なんて大キライだー!」と心の中で毎日無意識に叫ぶようになります。すると体は自分の発した「気」そのままに弱い自分を現します。キライな自分が出てきます。現実の世界では一定時間の経過後たとえば1ヵ月後とか半年後とか数年後に現れるので、みんなこのことに気づかないのです。
「人を呪わば穴二つ」ということわざはまさにこのことをいっています。いやな人に対して嫌悪の感情を抱いて「バカヤロー」という言葉を出してしまうと、そのときは幾分気持がスッとしたような気になります。しかしそれは錯覚で、しばらくするとその言葉がそのまま返って来て自分で自分がイヤになってしまうのです。
では本当に健康になりたい人は毎日健康な気を出しましょう。本当に幸せになりたい人は毎日幸せの気を出しましょう。健康の気を出せない人は、健康な言葉を出せばよいのです。幸せの気を出すには、幸せの言葉を出せばよいのです。そうはいっても日常生活は苦しいこと悲しいこと辛いこと痛いことがイッパイです。
繰り返しますが私たちは「意識の世界」目や耳や手で触れることの出来る5感の世界と、「無意識の世界」5感では分からないけれども気で捉え感じる世界を併せもっています。言い換えれば両方の世界に住んでいるので、そのどちらもが健康な状態でなければ、現実に健康を取り戻すことは難しいといえます。無意識の世界で病の気を発していれば、いくら意識の世界で病気を治そうと努力してもなかなか良くなりません。今日からはどんなにつらくてもそのような気を出しさえしなければ、それを続けてゆくことでいつか健康を回復します。
決して言葉を軽んずることは出来ません。それは毎日の積み重ねが無意識の世界に大きな影響を与えるからです。すでに「気の世界」では健康になり幸せになりましたという気持で、まず自分に感謝のお礼を言いましょう。そして自分のDNAの一方である父に感謝のお礼を言います。次にもう一方のDNAの母に感謝のお礼を言います。この3者1体のお礼の言葉に大きな力が秘められているのです。これが奇跡的に大きな力を発揮して今までの逆境を順境に変えてくれるのです。
それでは私が毎日実行している方法をお教えしましょう。「私は健康だ!私よありがとうございます。」「私は幸せだ!お父さんありがとうございます。」「私は幸せだ!お母さんありがとうございます。」(1日何回でも繰り返す。)
たったこれだけの言葉を3ヶ月間毎日毎晩唱えるだけであなたの健康も幸せも運命をも改善出来るとしたら、これはもうやってみる価値が大アリです。
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