やなしま治療室

体と心の使い方


病気知らずの働き方「キリカエワーク」

誰でも働けば疲れるのは当たり前のことです。職業病は同じ作業を長い時間続けることによって起こります。しかし東洋医学では、この常識にとらわれない「働く健康法」をおススメしています。働けば働くほど健康になる、という夢のような働き方があります。

それは15分したら他の仕事に切替える「キリカエワーク」です。仕事は幾つか用意しておき、それを15分ずつ切り替えながら作業してゆく、という働き方です。

それは学習についてもいえます。同一科目を長い時間続けていると、肩もこるし腰も痛んで体が硬くなります。気分も低下しやる気も失せて飽きやすくなります。

それを内容の異なるいくつかの科目を次々を切替えながらこなしてゆけば、精神的にも肉体的にも疲労は最小限で済みます。

人類の歴史からみても、人間は本来動物であって常に動き続けることで生き延びて来ました。もし植物状態のままじっと動かずにいたら、他の猛獣に食べられてしまうか、災害に遭ってカンタンに絶滅していたことでしょう。「常に動く」ということが、今日の人類の繁栄の元になっていることを知っておくことがキリカエワークの基本となります。



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